【本】ゼロ年代アメリカ映画100

8月 13th, 2011


ゼロ年代アメリカ映画100

http://www.gei-shin.co.jp/books/ISBN978-4-87586-274-1.html

この本に書いてある映画を制覇しようとしている人が会社にいるので
とりあえず私もリストを確認してみた。
映画のタイトルの右側に○がついているものが、私がみたことのある映画のしるし

【紹介映画100本】

■1999年 2/8
アイズ・ワイド・シャット
ファイト・クラブ
マグノリア
マルコヴィッチの穴
スター・ウォーズ エピソード1~3
マトリックス ○
アメリカン・ビューティー ○
ストレイト・ストーリー

■2000年 4/6
トラフィック ○
レクイエム・フォー・ドリーム
あの頃ペニー・レインと ○
グリーン・デスティニー ○
メメント ○
キャスト・アウェイ

■2001年 5/10
A.I.
ロード・オブ・ザ・リング ○
地獄の黙示録 特別完全版
マルホランド・ドライブ ○
バーバー ○
イン・ザ・ベッドルーム
チョコレート
ザ・ロイヤル・テネンバウムズ ○
アザーズ
ゴーストワールド ○

■2002年 3/10
ボウリング・フォー・コロンバイン ○
25時
ギャング・オブ・ニューヨーク
スパイダーマン1~3 ○
ボーン・アイデンティティ/ボーン・スプレマシー/ボーン・アルティメイタム ○
アバウト・シュミット
さよなら、さよならハリウッド
パンチドランク・ラブ
ファム・ファタール
エデンより彼方に

■2003年 2/6
キル・ビル Vol.1/Vol.2 ○
エレファント ○
ミスティック・リバー
ロスト・イン・トランスレーション
ビッグ・フィッシュ
21グラム

■2004年 2/3
クラッシュ ○
華氏911
ミリオンダラー・ベイビー ○

■2005年 6/13
宇宙戦争 ○
ミュンヘン
ブロークバック・マウンテン ○
ヒストリー・オブ・バイオレンス
カポーティ
キング・コング ○
ジャーヘッド ○
グッドナイト&グッドラック ○
メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
ニュー・ワールド
イン・ハー・シューズ ○
ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム
ブロークン・フラワーズ

■2006年 3/11
父親たちの星条旗/硫黄島からの手紙
今宵、フィッツジェラルド劇場で
インランド・エンパイア
リトル・チルドレン
トゥモローワールド
アポカリプト
スキャナー・ダークリー ○
レディ・イン・ザ・ウォーター
リトル・ミス・サンシャイン ○
ブラック・ダリア ○
ボラット

■2007年 5/11
ノーカントリー
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
イントゥ・ザ・ワイルド ○
ゾディアック ○
グラインドハウス
リダクテッド 真実の価値
JUNO ○
扉をたたく人
アメリカン・ギャングスター ○
コッポラの胡蝶の夢
アイム・ノット・ゼア ○

■2008年 6/12
ダークナイト ○
チェンジリング ○
グラン・トリノ ○
レスラー ○
ウォーリー
チェ
ハート・ロッカー
ランボー 最後の戦場
フローズン・リバー ○
アメリカン・ティーン
レイチェルの結婚
ミルク ○

■2009年 5/10
ウォッチメン
第9地区 ○
イングロリアス・バスターズ ○
アバター ○
インビクタス 負けざる者たち
闇の列車、光の旅 ○
かいじゅうたちのいるところ
(500)日のサマー ○
プレシャス
スペル

件数  43/100 本
結構みてないのが残ってる…
しかも、みようと思い続けているけどまだみられてない映画がかなりある。
それと、年別で確認すると、このリスト自体にもちょっと偏りがあるけど
私の映画にかけていた時間も結果に現れてる気がする
2005年の1月〜10月はNZにいて、
向こうでかなり映画館に行ってたような気がするけど、何をみたかあまり覚えていない。
スターウォーズの一番最後のやつ(3?)と、バットマン・ビギンズに
映画祭みたいなのでイノセンスを上映すると知って見に行ったのとかは覚えてるけど
それ以外、映画館で何をみていたっけ…?
テレビがある宿であれば暇つぶし用に宿においてあるコッテコテの大作映画は
どこいっても最低でも10本くらいはあったし
(それと、時期と場所の関係で、視聴環境があるのに「ロード・オブ・ザ・リング」を置いていない宿はまずなかった)
「なんであえてこのチョイスなの?」というようなちょっと不思議なビデオもあった。
それを、毎晩、宿に泊まっている人みんなでわいわいみる、っていうのが行われていてすごく楽しかった。
それまでの私は大作映画なんて中身がなくてつまらないに決まってると思い込んでほぼみてなかったけど
大作映画には大作映画なりの楽しみ方があるのだと初めて体感して、映画の世界が広がった。

今はあれから6年も経っていて、せっかく映画の楽しみ方は増えたのに
アニメの洗礼を受けたのですっかりアニメが好きになっちゃった
映画とアニメそれぞれにかける気持ちやら時間の比率を
バランスさえとれれば映画の割合がアニメに占領されてもいいんだけど
バランスが、とれない。
頭を両立させるのはすごく難しい。
映画から離れてアニメだけになってしまうのだけはさけたい。

				

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インセプション

1月 16th, 2011

インセプションを観た。

クリストファー・ノーランの話題作で
キャストも豪華。
結局映画館に行かずじまいだったけど
すごく楽しみにしていた。

だけど私は相当早い段階で興味を失った。
夢と言うものの捉え方で許せない部分があり
受け入れられなかったからだ。

とはいえ 、めちゃくちゃ笑わせてもらったので
この映画は好き。真っ当な楽しみ方でないにしろ。

以下、ネタバレ含みます。
===========================

「夢を完全にコントロールできる」
という根本的な設定が、まず気に食わない。
コントロールできないのは人に問題がある場合に限ると。
物語の進行上、不可欠な設定なのかもしれないけど、
夢というものを甘くみてるとしか思えなかった。

複雑な話になってるけど、
入れ子になっているからややこしいだけで
ほぼ同じことの繰り返しじゃないのか?

夢を操ることができるのに、結局企業スパイするだけ?

現実の5分が夢の中の1時間と決まっている
夢で死んだら、目覚めて問題なし
ただし、鎮静剤で眠っている時に死ぬと魂が「持って行かれる」

などなど、物語の進行にこじつけた感が否めない。
主人公の抱える問題の描き方も、なんていうか
面白くない。
ある程度想像できたし。

なので、話はどーでもいいのだけど
夢潜行中のメンバーたちが、眠っている階層での安らかな寝顔と
スローモーション。

が大爆笑だった。
思い出すだけで笑いが込み上げてくる。
だいたい、あの緊迫した状況で、人が並んで寝てるっていうのは
やっぱりジョークにしかならないでしょう…

でもスローモーションのシーンは、この映画を観る理由に値する。
あんなに面白いなんて。

====================

クリストファー・ノーランっていったら、やっぱり「メメント」
インセプションは、メメントのスケールをやたら大きくして
やりたかったことを詰め込みすぎた映画だと感じた。
メメントはとてもスタイルのいい映画だと思うけど、
インセプションはバランスが悪い。
もったいない。

でもスローモーションがおもしろいからそんなことは全部どうでもいいよね
観てよかった。

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The Dø – At Last

6月 19th, 2010

最近blip.fmlでいろんな曲聴いてるけど
この曲はなぜだか狂おしいくらい好きで。

声がたまらない。
曲も、適度にゆるくて、でも緊張感あって。

今日初めてビデオ見たけど、
思ったとおり歌ってる子がすごく個性的な顔をしていた。

ただ、 The Døのほかの曲聴いても、全然ぐっと来ないw
あくまで、At Lastがすごく好きだ。

どこの国のバンドかと思ってMy Spaceのサイト見ると
Paris & Helsinki, Finland
フランス
と書いてある。どっちなんだよw

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映画 『中国の植物学者の娘たち』

5月 23rd, 2010

『中国の植物学者の娘たち』

公式サイト: http://www.astaire.co.jp/shokubutsu/


ゴールデン・ウィークに見たんだけど
いまだに忘れられません。

幻想的な中国の風景。
厳格を体現するような植物学者。
その植物学者が管理する植物園しか知らず、
父である学者の下を離れられない学者の娘。
 
時が止まったような植物園に、
自由な精神を持った少女が現れて教授の娘に出会う。
 
 
 あまりに映像が美しすぎて、
 展開も美しすぎて(涙)
 悲しい結末しか想像できず、ハラハラした。
 あの緊張感は、素晴らしいと思う。

 結構エロいけど。
 そしてレズビアンとしては凹むけど…。
 映画として素晴らしいし、レズビアン映画という枠で考えても傑作だと思う。
 
 
 
主役の女の子が、中国人とフランス人のハーフですごく魅力的。
ミレーヌ・ジャンパノワという人なのだが今検索してみたら、めちゃめちゃ美しい写真が!

Gogole画像検索 ミレーヌ・ジャンパノワ

Diorの化粧品のモデルとかやってるんですね…

Diorsnow

この映画のときより美しく成長していてヤバイ。
ちょっとミラ・ジョボビッチ系?
ミラ・ジョボビッチはそれほどでもないけど、ミレーヌはドンピシャでタイプだ。

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レスリー・チャン

5月 16th, 2010

 
木曜日の深夜、「さらば、わが愛/覇王別姫」を放送していて思わず最後まで見てしまった。
何度か観てるはずなのに、毎回緊張感があり、集中力が途切れない。
常に新しい発見がある。

まぁ、初見でわかるはずの話の肝となる重要な事柄も、今回やーっと気が付いたりしているので
私がボヤっとしてていろいろ見逃しているだけかもしれないけど
それにしても少なくとも他の映画よりは見所がたくさんあるのは確かだし
一つ一つの部品の繋がり方は半端ない。鳥肌が立ちっぱなし。恐ろしいくらいに。

この映画は、レスリー・チャンとコン・リーがとにかく美しい映画なのだが、
2人の演技がうまいし、映画に完璧に溶け込んでいるので『役者』の存在を忘れてしまう。
だから今まで、レスリー・チャンを意識したことがなかった。
コン・リーは「紅夢」をみたときに強烈に「コン・リーすげぇ!素敵!」と植えつけられたので
そのときからコン・リー レーダーが生えているのだが
レスリー・チャンは、なんだろう、間違いなく好きなんだけど
実在の人物とは思えないというか、私の中で実体を伴っていなかった、という感じだ。

2003年にレスリー・チャンは亡くなった。
亡くなって初めて、私の中でレスリー・チャンが実在の人物になったんだなと
今回思ったわけです。
 
 
 
そして昨日、シネマライズで「ブエノスアイレス」を観てきた。
シネマライズでは今「名画座ライズ」として
過去にシネマライズで上映した作品の中から選りすぐった6作品を期間限定で再上映している。
上映作品の中に「ブエノスアイレス」も含まれていて、5/21までなので今行かないと機を逃してしまうし
そもそもシネマライズはもうすぐ上の階だけになってしまうので
最後に「ブエノスアイレス」を観ておきたいなと。
ただ昨日はあまりに面倒な気分の日で、別にいかなくてもいいかなと思ってたんだけど
一日前のあんな深夜に偶然「さらば、わが愛/覇王別姫」を観たことが何か運命に思えてw
レスリー・チャンを観に行こうと思ったのだった。

「ブエノスアイレス」は1997年の公開時に、ゲイの友達に誘われてシネマライズで観て以来
何度もみている映画だったのに、別の映画を観てるみたいに知らないシーンがあった。

忘れているだけだろうとは思う、だが
もう一つ重大なことにやっぱり気が付いた。

私はブエノスアイレスでも、レスリー・チャンを「みていなかった」
レスリー・チャンが嫌いだとか興味ないとかではなく、好きなのにもかかわらず
映画の中の「ウィン」としてしかみていなかった。
トニー・レオンは実体を持って感じられるのに、レスリー・チャンはまるで幽霊のようだ。
昔はあまりにトニー・レオンがかっこよく見えていたので、そのせいもあるのかもしれないが。
 
 
 
結局、今になって私はレスリー・チャンに並々ならぬ興味を持つようになってしまった。
うまくいえないけど、ゲイ目線(って言えばいいのかな?)で、すごく色っぽいと感じる。
なんだろう レスリー・チャンが同性愛者としての色気を備えているといえばいいのか

演技力のよしあしについて、自分の感覚的な感想以上のことはわからないけど
演じている役者自身の実体を感じさせないというのは、常軌を逸した才能なんじゃないかと想像する。
ただ地に足が着いていない感じがして、人を不安にさせもするし惹きつけもする。
それがまた色気にも繋がっていく。

そういった性質が
さらば、わが愛/覇王別姫やブエノスアイレスではとてもいい結果を生み出していると感じるけど
他の役では必ずしも演技にいい影響を与えているとは言いがたいんじゃないかとは思うが
ともかく、レスリー・チャンの他の映画も観てみたくなった。

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映画「50歳の恋愛白書 (The Private Lives of Pippa Lee)」

2月 16th, 2010

日本語公式サイト「50歳の恋愛白書」

The Official Site of The Private Lives of Pippa Lee the Movie

 
 
 
こういう映画がすごく好きです。
地味で。
地味なのに、素敵なシーンばかり。好きなタイプの人ばっかり。
メインテーマでもある、イントロのピアノの曲はすごく美しくて落ち着く。
全体的に素晴らしいってわざわざ絶賛するような映画ってわけでもないけど
一人で家で何度もみたくなるような映画です。私にとっては。
 

でも邦題がひどい。ひどすぎる。
ほんとうに やめてーー。こういう邦題つけるのはー。
で、邦題に合わせてこんな企画やってくだらない質問するのもマジでやめてほしい 
 映画/『50歳の恋愛白書』R40“大人の女性”限定試写会レポート – 独占試写会 – cinemacafe.net
 
この映画で一番大事なのは決して恋愛ではないのに。
 
 
 
 
  
 
 
 
 
ということで、想いばっか前に来てまとめにくいので以下箇条書き。ネタバレ含む。

・ロビン・ライト・ペンがピッパ役に合ってた
・ピッパのとんだ母が素敵だと思ったら、マリア・ベロという人でコヨーテ・アグリーに出てる人だった
 この映画で最もグッとくる人だった
・ピッパの若い頃を演じていたブレーク・ライブリー(読み方あってんのかな?16歳の旅するジーンズに出てた人)も
 なんていうか言葉に表せない不思議な魅力で…綺麗な人なのにアホっぽくも見えるのに知的にも見えるし
 なんだかほっておけない人に見えたんだよね
・ジュリアン・ムーアがレズビアン役とかずるいし、モニカ・ベルッチがイメージどおりの激しい役だったりするのに
 あんなちょっとしか出てこないなんて贅沢。

・ウィノナ・ライダー。年取ってもかわいいけど、万引き事件を思い出してしまうような痛々しい役だった。
 とはいえ、私は今でも好き。きっとまた代表作といわれる作品が出てくるはず
・キアヌ・リーブス。いい感じにだらしなく、気難しく、よかったんじゃないかなぁ。
 大詰めのシーンで、大爆笑した!誰も笑ってなかったけど、我慢しきれなかったww
 あんなシーンで笑わないなんて、なんてもったいないんだ!
 一緒に出てくるシーンはなかったけどウィノナ・ライダーとキアヌ・リーブスが一緒に出てるってのもなにか嬉しい。
 最近2人は付き合ってるらしいけど、うまくいくといいねって思う。

早く家でみたい。

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若かりし頃のレナ・ヘディ

2月 7th, 2010

お宝発見!!
ってほどのことでもないかもしれないけど
1992年の「秘密(原題:waterland)」という映画のレナ・ヘディを拝める動画があった。


 

若っ! 
あぁ、なんてかわいいんだ! どっちかっていうと少年だけど そこがまたたまらん。
ていうか、日本でもこの映画出てるじゃん。早く借りて観よう。

 
秘密の次には、1993年の「日の名残り」のレナが出てくる。
あの映画はすごくよかったけど(特に執事役のアンソニー・ホプキンスが)、レナ・ヘディはいまいち。

その後、映画「ダロウェイ夫人」(1997年)のレナ。
あーまだ観てないなー。観たいなー。原作も読みたいなー。
あ。この映画でも女の人といちゃついてる…
 
 
お次は、「“The Hunger” Menage a Trois」っていう、イギリスのテレビシリーズらしい。1997年。
あれ。これダニエル・クレイグが出てるようだ。
でも話はなんかダメそう・・・ホラーみたいだし。

最後。
「マーリン」というテレビシリーズ。1998年。
姫っぽい格好してるけど、この映画のシーン、眉毛辺りが仲間由紀恵にしか見えないw

レナ・ヘディ?
 
 
 
まだまだ出演作たくさんあるけど
「秘密」のかわいさはやばいなー。今のレナ・ヘディもヤバイ。

レナ・ヘディを見てると歳をとることはとても素晴らしいことにしか思えない。
ちゃんと生きてきた証を、顔に刻み付けて堂々と生きてる。
あのやんちゃそうな目つきと口元は、幼いときから今までずっと変わらないようで
そこは若いときも今も一番の魅力になってる。

youtubeでレナ・ヘディを観始めると、キリがないです。
もう寝ます。

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Dr.パルナサスの鏡

1月 30th, 2010

Dr.パルナサスの鏡

先週の土曜日に、朝一で見てきた!

ブログパーツがあった タイプを診断できる。

診断してみた。 ヒース・レジャーが出るまでやった。出たけどひどいw

この映画は、たぶん何度も見返す映画になると思う。

テリー・ギリアムらしくてよかった。
なんとなく、似たような雰囲気のものをティム・バートンも作りそうだけど
ティム・バートンだと甘すぎて刺激が足りないものになりそうだ。

頭の中でずっとフィッシャー・キングを思いだしていた。
今フィッシャー・キングを見たら、きっと古臭いと思う。携帯もないし、時代の匂いも違うはず。
でもこの映画は、そのフィッシャー・キングを、そのまま現代に持ってきたらどうなるか、
も描いているような気がしてならない。
 
 
 
あぁもう一回見に行こうかなぁ。見たい。浸りたい。

以下、ネタバレ含みます。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
まずよかったのは世界観。

まずあの汚い感じが大事だ。
冒頭の大道芸のシーンから引き込まれた。
現代にそぐわない、古臭い大道芸。干からびた匂いさえする。
ていうかDr、最初はほんとに人形かと思ったもんw
(で、個人的には、あのボロボロの、生活の全てが詰まった舞台兼生活車がヤバイ)
まさかあのDr.が本物の力を持っているわけないし、本当に鏡が機能するわけないだろう、
と誰もが思い、同情するか、見下している。嘲笑の的にもなる。

しかし、Dr.は本物だし、鏡も本物だ。
鏡の中は、入った人の心の世界が広がっている。

そこが、とりあえずまず基本的なツボ。
社会的に落ちぶれてると思われてる人たちがほんとはすごい力を持っている、みたいな。

それから、
Dr。
ピュアさと、悪魔に易々と乗せられてしまう誘惑に対する弱さが同居しているのが素晴らしい。
だって、悪魔来ただけで、心躍ってる様子が目によく現れてるしw(平静を装おうとしているところがまたいい)

次。
Dr.の娘。
大道芸の衣装は下品でちょっといやらしい。
でも、Dr.の娘はまだ幼いのでなんというか、
いやらしい下品さでなかったりするのが魅力だ。

でも逆に鏡の世界できれいな衣装を着ていると、
めちゃくちゃ美しいスタイル、なのに童顔だからむしろいやらしいのが魅力になっちゃう。

一体どうしたらいいんだw
どっちにしたって魅力的。
さらに、彼女は、見た目だけでなく演技でもその両面を演じて見せてくれた。
あれって、なかなかできないんじゃないかと思うんだけど。
これが演技デビューのモデルさんらしいけど、ほんと感動したわ。

次。
悪魔。

なんか、おいしい役だよなー悪魔は。
いかにも怪しい、危ないオッサン。でもなんか妙にカッコイイ。
せこかったりずるかったり怖かったりもするけど
悪魔の方も実は乗りのいいDrが大好きのようで、なんかすごく楽しそうなんだよね。
純粋に賭けを楽しんでいるw

で、トニー。

最初は謎のハングドマンだが(あ…ハングドマンってペルソナ3だと刑死者って呼んでるアルカナか)
助けてもらって元気になると、軽妙な話術で舞台にあっという間に人を集め始める。

その様子は、汚く這い蹲るように実直に生きてきたDr達と実に対照的に
過去には慈善活動を行っていたというが、飛ぶようにふわふわと軽快で魅力的だけどインチキくさい。
つまり、トニーは、見かけは華やかでも実はただのろくでもない人間がいる、というのを象徴している。
しかもトニーは、おそらく相当あくどいことをしてきた上に、特技は「ハングドマン」。
愛用の笛を使い、首をつられても死なない術を持っている。
あの感じだと、笛を使ったのは一度や二度じゃなさそうだった(汗

トニー役はヒース・レジャー。
こういう役、ほんと似合う。
ブロークバック・マウンテンのモゴモゴしたしゃべり方と
あの不器用な生き方は思い出すだけでも泣きそうになるけど

まったく別人のように、口がうまくて、魅力的で、老若男女に好かれる、というか煙に巻いて丸め込むトニー。
いいなぁ。ヒース・レジャー。この映画で見納め。

自分でびっくりしたのは、
「(500)日のサマー」を見たとき、主演の男の子の目元がヒース・レジャーに似てて
ヒースを思い出しただけで泣きそうになっていたのに
Dr.パルナサスの鏡では、本物のヒースが出てるにもかかわらず、一切そういうこと考えなかったこと。

映画としておもしろかったので、そういうことに考えを巡らせる隙なんか与えてくれなかった。
それはやっぱ、すごいなーって。
(500)日のサマーも、面白かったんだけどね。

最後に。

この映画の一番好きなところ。

みんな、ファンタジーって軽く見てる。
今でこそハリポタとか指輪とか知名度はあるけど、まだファンタジーは子供のものって思ってる人が多い。
(ハリー・ポッターは軟派だと思うが。)
だけど、ファンタジーって、決して子供のためのものだけじゃない。
ファンタジーと現実は裏表なのか、地続きなのかわからないけど、
(そもそもファンタジーが存在したらそれも現実になるではないのか?という疑問はあるけど)
なんにせよ日常に溢れてるものの「はず」。
ちゃんとアンテナを張っていれば
例えばある日家のドアを開いたら別の世界に通じてしまうことがきっとあると信じてるし、期待してる。

でも大人になるにつれ、そんなバカなことがおきるわけない、と考えるようになって
アンテナを張ることを忘れてしまうから、それ以来、現実しか見ないようになる。

それって、すごくもったいないことだと思う。
だってただアンテナを張り続けるだけで、素晴らしい経験が出来る可能性ができるのに
自分からその可能性を0にしてしまうんだから。
私だったら、たとえ0.000000000000001%しか可能性がないとしても、0%でない限り信じ続ける。

この映画は、そんな私みたいな人間に、擬似的な幸せと自信と勇気を与えてくれるわけで。
まぁ、フィッシャー・キングもそうなんだけれども。
 
ただ、テリー・ギリアムなので、固く構えてしまうと楽しめない
結構ブラックなユーモアたっぷりだからそれを楽しめるくらい余裕を持って見ないともったいない。
 
 
 
これがヒース・レジャーの遺作になったことはすごく悲しいけれど
ブロークバック・マウンテンでもダークナイトでもなく、
この映画でよかった、と言うこともできる映画で、よかった。

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カールじいさんの空飛ぶ家

12月 20th, 2009

カールじいさんの空飛ぶ家
公式サイト:http://www.disney.co.jp/movies/carl-gsan/
 
 
先週、六本木で一人で観た。

映画館で上映される予告で4回観て4回とも泣いたので
これは観に行かねばと思っていた。

一人で行ってよかった。
今までいろんな映画みて、しょっちゅう泣いてきたけど
この映画は誇張でなく、今まで観た映画の中で、一番激しく泣いた・・・

ピクサー映画は確か初めてだし、公式サイトみると
野村監督とかジブリ関連の名前が目に付くけど、そんなことどうでもいい。
(テレビで宣伝みたことないし)

私にとってはただ、
頑固じいさんorばあさん・ロードムービー・南米、っていうのが昔っから私のツボなのだが
この映画では頑固じいさんが南米のあるところまで旅をするという、
3つ(ロードムービーは旅でカウントしちゃった)全て兼ね備えた素晴らしいツボ映画なのだった。

で、今まで、私が一番好きだと言っていた映画は「セントラル・ステーション」で、
頑固ばあさん、ロードムービー、南米の3拍子そろった神々しいツボ映画だったけど

この「カールじいさんの空飛ぶ家:は、ツボ刺激的な意味で初めて、
セントラル・ステーションを抜いたっ!

単純に、
老人が旅に出る、っていうところですでにぐっと来る。
年をとればとるほど、旅に出る必要もなくなっていくし
出かけるのが億劫になっていくに決まっている

でも、あるときふと、旅に出なければならないときがやってくる
そこで、旅に出るかどうかで人生は大きく変化していくんだと思うのだけど

じいさんがまたいい感じに旅立ちの時を送っていて。
 
 
 
最初の10分しかおもしろくなかったとか、脚本がひどいとか、期待しすぎたとか書かれてるけど
私とは全く異なる視点をお持ちのようなので参考にならないね、ってことで。

突っ込み所にいちいち突っ込んでるのも、胃が痛くなっちゃうよ

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みうらじゅんと安斎肇の「勝手に観光協会」

12月 17th, 2009

勝手に観光協会

う~ん。
またいいものみっけ!

この前偶然テレビで見たのだけど
安斎肇の北の国からの解説がステキでした

ゆるーーーいw
個人的には水曜どうでしょうより、好きだ

東京MXで放送中らしい。
しばらくは毎週土曜日が楽しみだーー

でも、CDやDVDも売ってるのね

っていうかDVD・・・借りてこよう・・・
今幸せ時間がグワっと 頭の中に確保された

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